2024年11月12日に「Nachu Magazine」の前身である「なちゅガール」は6周年を迎えました。イベントでの出展やメディアなど様々な場面で活動し、イベント会場ではいつもお声がけいただいたり、時には楽しく一緒に遊んでいただき大変感謝しております。

大学4年生のとき、webメディア事業を拡大されていたプレスマンさんからお声がけいただき、まだ少なかった「キャンプ女子」にスポットライトをあて、アウトドアライフを楽しむ女子を応援するサイトとして「なちゅガール」は立ち上がりました

コミュニティづくりの側面もあったなちゅガール。当時は「活動しているキャンプ女子」も数えるほど・把握できるほどしかいなかったので、気になる方にドキドキしながら連絡をし、なちゅガールとして繋がりを持ち、一緒に遊び、仕事の悩みを相談し……。今でもかけがえのない仲間として仲良くしています。

その後、コロナ禍でのアウトドアブームの影響もあり、キャンプ人口が増え……。なちゅガールの影響は微々たるものだったかもしれませんが、キャンプ女子も増え、石を投げればキャンパーに当たるほどにキャンプ業界は活気づいています。

プレスマンさんから独立後のなちゅガールでは、キャンプで遊ぶことの面白さに焦点を当てて、通常のwebメディアとは少し違った視点から発信を続けてきました。メンバーも増え、活躍の機会も増え、かなり飛躍した3年間だったと思います。

「もっとみんなで!自然に遊ぼう!自然で遊ぼう!」

そして、この秋「なちゅガール」は「Nachu Magazine」と名前を新たにリニューアルを行い、第3章を迎えることにいたしました

きっかけはイベントを通して仲良くなった人たちが「僕たちはなちゅボーイとして集まろう!」と冗談を交えて伝えられたこと。

これだけキャンプ女子が増えている世の中。もう女子という縛りをなくして、より広く深いテーマを扱い、アウトドアを楽しむみんなに還元できる場所にしていきたいという強い思いがフツフツと湧いて、「ガール」を卒業することにいたしました。

もちろん、くくりとして「なちゅガール」と呼んでいただくのはこれまで通りOKですが、今後は参加してくださるクリエイターは男女の垣根なくお声がけをしていくつもりです。

みなさんの時間にゆっくり寄り添う物語を

同時に、AIの発達もあって、目まぐるしいスピード「情報」が飛び交っているwebの世界。新しいもの、速いもの、センセーショナルなものが強者となり重点が置かれるのですが、これまで私がアウトドアの仕事を通して関わる大先輩や、モノづくりをされているメーカーさんにお話を伺えば伺うほどに、最新情報ってそんなに大事なの?という気持ちになってきたのも事実。

長年愛用している焚き火道具

「Nachu Magazine」と名前を変えるのは、本や雑誌のように「後から読んでも楽しい」「いつ見ても色褪せない」トピックを発信していけたらという思いを乗せました。

誰もが愛着を持って道具を選んで大事に使っていけるように、その道具が生まれた背景や想いを伝えたり。アウトドアで過ごす人のストーリーを紐解くことで、大切にしたい想いに出会ったり。

記事作りに相当な時間がかかることは今から見えています。更新頻度は下がってしまうと思います。ただ、焚き火のそばで、テントの中で、日常の中で。みなさんの時間にゆっくり寄り添う物語を「よみもの」としてお届けします

この記事が「Nachu Magazine」の1ページ目です。

こちらは表紙。

ここから紡がれていく物語。メンバーと一緒にアウトドアライフをより楽しくしてくれる発信を続けてまいります。現実問題をお話すると、まだ出来立てで不具合などもあるかもしれません。お気づきの際はぜひ森風美にご連絡ください。

あらためて、6年間の応援をありがとうございます。これからの「なちゅガール」あらため「Nachu Magazine」を、どうぞよろしくお願いいたします。

Nachu Magazine編集長 森風美