おうちでの料理は手癖で作る。あんまり何も考えずに、やったことのあるご飯を作ったり、冷蔵庫に余っている食材をなんとか組み合わせて形になればそれでよし。

でもソロキャンプは時間がある。道中に買い出しにも行く。普段は作らないちょっと変わった料理を作るのにうってつけ

クリスマスまでに作ってみたかったバターキャンドルブレッドを作ってみよう。

上手くできたらクリスマスキャンプで作ろうかな?

あつめた材料

  • 紙コップ:1個
  • 割り箸:1膳
  • 手頃なパン:1個
  • バター:100g〜
  • キャンドル芯:1本
  • ローズマリー、タイムなど香草
  • 味付け用スパイス

料理というよりは「つくってあそぼ」のような工作セットが必要なレシピ。シンプルに作るなら香草とスパイスはなくても大丈夫。

食用なので、キャンドル芯はオーガニックな麻紐と蜜蝋で出来たものをAmazonで買うのが良さそう。バターキャンドル用となっているので、海外だと広く知られているのかも。

やってみよう

①バターと香草、スパイスをボウルに入れ、湯煎して溶かす。飯盒で作ると簡単。おうちならレンチンしたらもっと簡単。

この日はCHIKIRIのバーニャカウダソースで風味をプラス

②紙コップに溶かしたバターを注ぎ、割り箸でキャンドル芯を固定。固まるまで冷やす。

冷やす工程があるので寒い時期じゃないと難しい。ポータブル冷蔵庫があるとなお良し。

③パンに紙コップをあてて、同じ大きさにくり抜く。

表面に切れ込みが入ったら、4cmくらいの深さになるように整える。

④ちぎって食べやすいように、パンは放射状に切れ込みを入れる。

⑥バターキャンドルが固まったら、ハサミを使い紙コップを剥がす。

下の方は上手く固まらずにドロドロなので注意。ドロドロは無視する。

⑦パンにセットして完成。

雰囲気はすごく出る。でも……

火を灯してみました。クリスマスの夜、キャンプの食卓にあったらテンションが上がる、とても可愛い料理ができました。溶けたバターにパンをつけて食べます。

味は「普通にバターをつけたパン」という感じであまり感動はありません。パンが焼きたてだったらもっとおいしく食べられるかも。そして、キャンドルの火を何度も消しそうになりました。芯は中心から少しずらすのがいいのかな?

余ったバターは翌日別のお料理に

すべての工程で一番大変だったのは大きなハード系のパンを探すこと。新宿まで行ってしまいました。でも食パンで作ってもいいし、パンに埋め込まずバターキャンドルとして独立してフランスパンを添えてもいい。

ハロウィンに作った別添えバターキャンドル

なんなら、おうちで事前にレンチンして冷蔵庫で冷やして、完成したキャンドルをキャンプ場に持って行ったほうが絶対にいい

いっぱい遊びたいクリスマスキャンプの日には、きっとそうしよう。

素敵すぎる去年のクリスマスキャンプ写真。フリー素材に見えちゃう。